ホーム › 学習ガイド › 日本語の音読みから韓国語の音を見当づける
日本語の音読みから、韓国語の音を見当づける
日本語の音読みと韓国語の漢字音は、どちらも昔の中国語の発音から来ているため、音にきれいな対応があります。たとえば「学(ガク)」は韓国語で 학。音読みが「ク」で終わるので、韓国語は「ㄱ」で終わる、というぐあいです。
使い方の注意。これは「音を思い出すための目安」で、決まりではありません。それぞれのルールに、当てはまらない漢字があります。下の数字は、かんつなに収録している漢字を、韓国語の音の側から実際に数えたものです(逆向き、つまり音読みから韓国語の音を当てるときも、同じ対応を手がかりにできます)。
韓国語の音が「ㄱ」で終わる字 → 音読みは「ク・キ」で終わる
韓国語の音が「ㄱ」で終わる漢字306字のうち、音読みが「ク・キ」で終わるものは299字(約98%)です。(音読みの形:-ku / -ki)
当てはまらない例:惑(ワク → 혹)、蹴(シュウ → 축)、丑(チュウ → 축)、喫(キツ → 끽)、劾(ガイ → 핵)
韓国語の音が「ㅂ」で終わる字 → 音読みは「ウ・ツ・フ」で終わる
韓国語の音が「ㅂ」で終わる漢字72字のうち、音読みが「ウ・ツ・フ」で終わるものは71字(約99%)です。(音読みの形:-ū / -tsu)
「習(シュウ)→ 습」「十(ジュウ)→ 십」のように、日本語では「ウ」になっているものが多くあります。
当てはまらない例:拉(ラ → 납)
韓国語の音が「ㄹ」で終わる字 → 音読みは「ツ・チ」で終わる
韓国語の音が「ㄹ」で終わる漢字169字のうち、音読みが「ツ・チ」で終わるものは166字(約98%)です。(音読みの形:-tsu / -chi)
当てはまらない例:不(フ → 불)、疸(タン → 달)、恤(ジュツ → 휼)
韓国語の音が「ㄴ」で終わる字 → 音読みは「ン」で終わる
韓国語の音が「ㄴ」で終わる漢字490字のうち、音読みが「ン」で終わるものは490字(約100%)です。(音読みの形:-n)
日本語の「ン」は、韓国語の「ㄴ」と「ㅁ」の両方に対応します。日本語では区別が消えているので、「ン」で終わる字がどちらになるかは、音読みだけでは見分けられません。
韓国語の音が「ㅁ」で終わる字 → 音読みは「ン」で終わる
韓国語の音が「ㅁ」で終わる漢字146字のうち、音読みが「ン」で終わるものは145字(約99%)です。(音読みの形:-n)
「ン」で終わる字は、韓国語では「ㄴ」か「ㅁ」のどちらかになります。
当てはまらない例:欠(ケツ → 흠)
韓国語の音が「ㅇ」で終わる字 → 音読みは長音(ウ・イ)で終わる
韓国語の音が「ㅇ」で終わる漢字500字のうち、音読みが「ウ・イ」で終わるものは495字(約99%)です。(音読みの形:-ō / -ū)
「長(チョウ)→ 장」「工(コウ)→ 공」のように、のばす音は韓国語では「ㅇ」で終わることが多くあります。
当てはまらない例:種(シュ → 종)、横(オウ → 횡)、瓶(ビン → 병)、夢(ム → 몽)、腫(シュ → 종)
韓国語の音が「ㅎ」で始まる字 → 音読みは「カ行・ガ行」で始まる
韓国語の音が「ㅎ」で始まる漢字242字のうち、音読みが「カ行・ガ行」で始まるものは233字(約96%)です。(音読みの形:k- / g-)
例外は「和・話・惑」など、「ㅎ」のあとに「와・위」が続く字に集まっています。
当てはまらない例:話(ワ → 화)、和(ワ → 화)、横(オウ → 횡)、惑(ワク → 혹)、彙(イ → 휘)
韓国語の音が「ㅍ」で始まる字 → 音読みは「ハ行・バ行」で始まる
韓国語の音が「ㅍ」で始まる漢字98字のうち、音読みが「ハ行・バ行」で始まるものは98字(約100%)です。(音読みの形:h- / b-)
頭にくると音が変わる字(頭音法則)
韓国語では、語頭に「ㄹ」が来ると、別の音に変わることがあります(頭音法則)。同じ漢字でも、単語の頭にくるときと、あとにくるときで音がちがいます。
ルールにしていないもの
「ㅈ」で始まる字は、日本語の「サ行・ザ行」に対応することが多いのですが、実際に数えると半分ちょっとしか当てはまらず(長・中・的・題など、基本的な字にも例外があります)、目安として信頼できないため、かんつなではルールとして示していません。
漢字ごとの対応は漢字一覧で確認できます。